メイクブラシを変えるだけでメイクが変わるってホント?!
皆さんはメイクの際に専用の化粧筆、いわゆるメイクブラシを使っていますか?
それとも付属のチップやスポンジなどでメイクをしていますか?
付属の小さなチップやスポンジは、手軽さという点ではとっても優秀ですが、よりキレイにメイクをしようと思うのであれば専用のメイクブラシを使ったほうが圧倒的にきれいに仕上がります。
2011年の女子サッカーワールドカップで日本が優勝し、選手たちに国民栄誉賞が送られましたが、その際の副賞として熊野筆の化粧筆が送られたことでも話題になりました。
広島県熊野町は筆の町としても有名ですが、書筆だけでなくこうした化粧筆もとても人気で、世界中のメイクアップアーティストがこぞって手に入れたい筆として有名なのです。
化粧筆やメイクブラシと一言で言っても様々で、1本で数万円するような高級品から、セットでも千円台から購入できるリーズナブルなものまであります。
お値段の違いが使いやすさに比例するものでもなく、使用用途によってより適した筆の材質があります。
今回はメイクブラシの素材によっておすすめの使い方などをご紹介。
メイクブラシを変えるだけでメイクが全然変わったりもするので、是非参考にしてみてくださいね!
天然毛と人口毛、メイクブラシはどちらがおすすめなの?
メイクブラシの素材は大きくわけて天然毛と人工毛に分かれます。
両方の毛が混在したハイブリットのものも中にはありますね。
天然毛と人工毛にはそれぞれメリットデメリットがあります。
天然毛についてはこのあと詳細を説明いたしますが、人工毛は主にナイロン素材やプラスチック樹脂素材であることが多いです。
最近の人工毛はかなり進化しており、さわり心地が天然毛と遜色ないものや、お値段的にも天然毛以上のものなども出てきております。
特にSUQQUから出ているフェイスパウダーブラシは人工網でありながら1本1本丁寧にキューティクル加工がされていて肌触りも抜群!
ブラシとしてはかなり高級な3万円というお値段も納得です。
メイクブラシの人工毛のメリット・デメリット
人工毛はナイロンのなかでもタクロンという素材や、プラスチック樹脂のPBTといった素材が主に使われます。
近年では、SDGsの観点から人工毛に注目が集まっていて、トウモロコシ由来のものなども登場。
それぞれ素材もどんどん進化しています。
毛にキューティクル加工がされているもの、ちぢれ毛加工されより粉含みのいいものなども出てきております。
メリットとしては、お手入れが簡単なこと、丈夫なこと、一般的に天然毛に比べて安価なこと。
デメリットとしては、天然毛に比べて肌触りや粉含みが落ちるものが多いことが挙げられるでしょう。
化粧品付属の小さなブラシはほぼ人工毛です。
この付属のものを普段使っているのであれば、それをより使いやすいサイズのものに切り替えるだけでメイクが激変するのを実感できるので、まずは人工毛のリーズナブルなメイクブラシから色々と試してみて、少しずつ揃えていくのが良いかもしれませんね。
メイクブラシの天然毛にはどんな種類があるの?
天然毛はその毛質によって肌触り、粉含みの良さなどが全く違います。
よく使われる天然毛についてチェックしてみましょう。
灰リス・松リス
灰リスは毛が柔らかく繊細な肌触りで、柔らかい感じにお肌にパウダーを乗せることが出来ます。
化粧筆としては最高級品と言われています。
松リスは灰リスに比べてコシや弾力があり、粉含みがよく使いやすいです。アイシャドウやチークなどのブラシによく使われます。
リスは尻尾の部分の毛を使用しますが、近年希少性が高く手に入れにくくなっております。
イタチ
イタチの毛はコシが強く弾力がありますが、毛先は柔らかく肌触りが良いです。
耐久性も高く、お手入れも簡単。
パウダー以外(リップブラシやリキッドファンデなど)にも使いやすいです。
しかしながら、近年では希少性が上がっていてこちらもなかなか手に入らなくなっています。
ウォーターバジャー(アナグマ)
弾力があり、コシも強い特徴的な毛です。
そのため発色を意識した部分へのブラシにピッタリ。
濃いめに塗りたいアイシャドウにおすすめです。
山羊
良質な長い毛をとりやすいためよく使われています。
コシがあり耐久性にも優れております。
縮れ毛であることが多く、粉含みも抜群。
フェイスパウダーブラシなどにおすすめです。
特にあご下のヒゲの毛を粗光峰(そこうほう)といい、柔らかくて肌触りも良く粉含みも良いためよく使われます。
他の天然毛と混合させて使うことも多々あります。
馬
馬も比較的手に入りやすくよく使われる素材です。
たてがみの部分や尻尾の部分が使われますが、その他の体毛の部分も使えます。素材として手に入れやすく色々なブラシに使われることが多いです。
しなやかなストレート毛でコシが柔らかいのが特徴的です。
粉含みは他の天然毛に比べると若干落ちますが、使い方に慣れれば大丈夫。
耐久性も高く発色に優れている優秀な毛です。
このように、メイクブラシに使われる天然毛も様々です。
動物によって特徴も全く違うので、メイクブラシを選ぶ際にはどの毛が使われているかまでみるとメイクの完成度がまた変わってきます。
山羊や馬は家畜等として飼われていることが多く、毛だけを刈ることができる上に1頭から取れる毛の量も多いためメイクブラシとして安価なブラシにも使われていますが、その他の動物は希少性が高く、ブラシとして使われることも少しずつ減ってきています。
かわりに人工毛がどんどん進化しておりますので、選択肢としてじっくり考えてみてくださいね。