缶のデザインも味も特徴的で人気急上昇!クラフトビールおすすめ3選!

1990年代から始まったクラフトビール人気

一昔前までは自宅で晩酌と言えばビールが定番でしたが、様々な要因もあり現在はビール以外にも発泡酒や、第三のビール(新ジャンル)などを飲む人も増えてきました。

自宅で飲むビール、発泡酒、第三のビール(新ジャンル)は基本的にはキリンビール、サッポロビール、アサヒビール、サントリーの4大ビールメーカーの商品がほとんどで、これは昭和の時代から変わっていません。

しかし1990年代~2000年代にかけて「クラフトビール」と呼ばれるビールが人気を博して、現在では沢山のクラフトビールを楽しめるようになりました。

何故日本でクラフトビールが流行ったのか?それは1994年4月に酒税法が改正されたことが大きく影響しています。

酒税法が改正されるまではビール製造免許に必要な最低製造量として改正されるまでは年間2000キロリッターが定められていましたが、その基準が60キロリッターにまで引き下げられたことで小規模醸造所でもビールの製造が可能になった事で、多くの事業者がクラフトビールの製造をおこなうようになりました。

ビールとクラフトビールの違いについて

現在の日本のビール市場においてクラフトビールは欠かすことの出来ないジャンルで、コンビニエンスストアやスーパーでも手軽に買えるようになりました。

ではクラフトビールとはそもそもどういったビールのことを指すのでしょうか。実はクラフトビールには明確な定義があるわけではないようです。

クラフトビールとは英語で「職人技のビール」「手作りのビール」という表現されますが、日本ではどちらかといえば「小規模な醸造所がつくる多様で個性的なビール」のことをいいます。

ちなみにアメリカのビール醸造者協会「ブルワーズ・アソシエーション」では、クラフトビールメーカーを「小規模、独立、伝統的 (small, independent and traditional)」と定義しています。

クラフトビールが台頭する前から存在していた地ビールも実は意味合いはほとんど同じで、日本地ビール協会も英文の正式名称を「Japan Craft Beer Association」に変更しました。

日本でのクラフトビール人気が高まってからは4大メーカー(アサヒビール、キリンビール、サッポロビール、サントリー)もクラフトビール市場に参入したことで、よりに人気に拍車をかけることとなりました

日本を代表するクラフトビールってどんな銘柄?

現在日本全国いたるところで製造・販売されているクラフトビール。中には皆さんもご存じのクラフトビールもあるのではないでしょうか。

そこで今日本で販売されているクラフトビールの中で、人気のある代表的なクラフトビールをいくつかご紹介したいと思います。

尚、小規模な醸造所で作られているクラフトビールという事に限定したいので、今回は大手4大ビールメーカーから発売されている代表的なクラフトビールは省かせて頂きます。

・アサヒビール:アサヒ オリオン75BEER
・キリンビール:SPRING VALLEY(スプリングバレー)豊潤<496>
・サッポロビール:サッポロ SORACHI 1984
・サントリー:TOKYO CRAFT(東京クラフト)〈ペールエール〉

1.日本を代表する超人気クラフトビール「よなよなエール」

印象的な名前のが特徴の「よなよなエール」というクラフトビールは人気、知名度、実績、歴史のいずれをとっても日本代表するクラフトビールといってもいいでしょう。

© YOHO Brewing Company. All Rights Reserved.

よなよなエールはクラフトビール王道の味わいを追求したアメリカンペールエールで、アメリカ発祥のアロマホップ「カスケード」の柑橘類を思わせるフレッシュな香りと、やさしいモルトの甘みが特徴のクラフトビールです。

今ではコンビニエンスストアなどでも販売されているいるので、気軽に購入することができるので、まさに日本を代表するクラフトビールといっても過言はないでしょう。

このよなよなエールを販売している株式会社ヤッホーブルーイングを創業したのはなんと「星野リゾート」の代表星野佳路さんです。

クラフトビールメーカーとしては業界最大手(ビール業界では全体で第6位)で、よなよなエール以外にも「水曜日のネコ」「インドの青鬼」「裏通りのドンダバダ」「正気のサタン」「僕ビール君ビール」などどれも印象的な名前のクラフトビールがあります。

また東京都内では現在8店舗のよなよなエール公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS」があり、クラフトビールを満喫する事ができます。

勿論コンビニやリカーショップだけでなく、インターネット通販でも商品は購入できますので、クラフトビールを楽しんでみてくださいね


よなよなの里

2.老舗クラフトビール「銀河高原ビール」

よなよなエールと同じく日本でもTOPクラスの人気と知名度を誇るクラフトビールが「銀河高原ビール」です。

銀河高原ビールは「ヘーフェヴァイツェン」というスタイルのクラフトビール。ヴァイツェンとはドイツの小麦の事で、その麦芽と標高1,400メートルの和賀岳の伏流水を作られた拘りの強いクラフトビールです。

小麦麦芽を50%以上使用し、酵母を取り除かないことで生まれる“自然なまろやかさ”が特徴の銀河高原ビールはバナナやピーチを彷彿とさせるフルーティーな香りと味わいを感じることができ、苦味が少なく飲みやすいので、ビールが苦手なかたにとっても飲みやすいクラフトビールとなっています。

銀河高原ビールも全国のコンビニエンスストア(一部)やスーパーマーケット、リカーショップ、インターネット通販などで購入できます。


銀河高原ビール

3.京都初のクラフトビールはカッパのCMで有名な「黄桜」が製造

京都伏見と言えば日本でも有数の酒処で月桂冠、松竹梅などの老舗清酒メーカーが沢山あり、日本酒巡りにくる観光客も多くいます。

そんな京都を代表する酒造メーカーの1つ「黄桜株式会社」さんがなんと京都初のクラフトビールを販売しているんです。

黄桜さんと言えばカッパのCMでも有名な日本を代表する清酒メーカーさんですが、販売しているクラフトビールにはラベルやパッケージに「黄桜」と大きく記されていないため、実は知らない人も多いんです。

Copyright (c) Kizakura co.,ltd, ALL RIGHTS RESERVED

黄桜のクラフトビール作りは1995年にスタートしました。京都で第一号となるクラフトビールの「京都麦酒」。強いこだわりと確かな技術によってもたらされた人気のクラフトビール。

ビール造りに重要な「水」は日本名水百選の第1号に選ばれた「伏見の御香水」と同じ水脈から湧き出る京都の名水「伏水(ふしみず)」を使用しており、日本酒製造にも使用されている水です。ゆるやかなろ過製法をとっていることで、酵母が残った適度なにごりがあり、旨味を楽しむことができます。

是非日本を代表する清酒メーカー黄桜さんのクラフトビールを味わってみてください。


黄桜 クラフトビール

 

タイトルとURLをコピーしました