健康のためにしていたのに…加湿器で肺炎ってどういうこと?
新型コロナウイルスのワクチン接種が始まって、今後の世の中もまた変化してくるかもしれませんが、まだまだ不安が大きいですよね。
予防という意味で、加湿器を使っている方も多いでしょう。
新型コロナウイルスは、梅雨時期でも完全にはおさまらなかったので、多少加湿した程度で完全に予防するのは難しいかもしれませんが、他のウイルスや風邪の予防などにはエビデンスもある加湿器。
しかしそんな加湿器にも、意外な危険が潜んでいます。
昨年3月に間質性肺炎で入院した、関西では大人気のメッセンジャーのあいはらさんが、実は『加湿器肺炎』であったことを告白しました。
当初は間質性肺炎だということでしたが、奇しくも新型コロナウイルスが流行しだした最中だったので色々と検査が行われたのでしょう。
その中で、実は加湿器肺炎であったことが分かったそうです。
一時は命の危険もあるほどの状態だったそうなので、簡単な病気ではなさそうです。
メッセンジャーあいはらの加湿器肺炎の経緯
昨年1月に、それまで自宅寝室で使っていたスチームタイプの加湿器ではなく気化式の加湿器にチェンジして使っていたところ、2020年3月頃からその加湿器を使っている寝室にいる時にだけ微熱などが出るようになり、4月は入院を余儀なくされるほどに。
間質性肺炎と診断を受けて入院になったそうです。
その時は生死をさまようほどの状況だったそうで、4日間意識不明の末に目を覚ました時は医師や看護師から奇跡だと言われるほどだったそうです。
未だに完治はしておらず、定期的に病院に通っているだけでなく、新型コロナウイルスに感染でもしようモノならば重症化リスクも高いんだとか…
また、加湿器には敏感に反応してしまうため、加湿器に対する恐怖心がどうしてもあるんですって…
加湿器肺炎ってどんなもの?どうやって起こるの?
加湿器肺炎とは、加湿器内で繁殖したカビや細菌が加湿器によって空気中に散布され、それを吸い込むことで誘発する肺炎です。
加湿器と一言に言っても、大きく4つの分類に分けられます。
加湿器の種類についてはこちらで詳細が書かれているので是非参考にしてみてください♪
冬の乾燥やウイルス対策に!ポータブル加湿器で潤い生活始めちゃおう♡
加熱をするスチーム式やハイブリット式は、細菌やカビなどが発生しにくいのですが、気化式や超音波式は熱を加えないため細菌やカビが発生しやすく、お手入れが不十分だったり長期間水の取り替えをしていない状態で使用すると、それらが空気中に散布されてしまいます。
ここで勘違いしたらいけないのは、スチーム式やハイブリット式も、気化式や超音波式に比べたらマシと言うだけでお手入れ次第では同じことが起こります。
どちらにしても、加湿器で発生した細菌やカビを吸い込むことでアレルギーが起こってしまい、結果として肺炎を引き起こしてしまう…これがいわゆる加湿器肺炎です。
農夫肺(農作業による干草などに潜む菌を吸うことで引き起こされる肺炎)と症状がよく似ており、それの原因菌であるとも言われていますが、レジオネラ菌やカンジダ菌なども可能性があり、一概に主原因の菌がこれだけということは断定できないようです。
とにもかくにも、加湿器内で繁殖した菌やカビが原因であり、それらに過敏に反応する過敏性肺炎の一種であると言えるでしょう。
加湿器肺炎を引き起こさないために…安全に使うためには?
乾燥するシーズンに加湿器を使うことで風邪やその他の病気の予防にも役立ちます。
けれど、使い方を間違えると加湿器肺炎という怖い病気を引き起こす可能性もあるのです。
加湿器肺炎を引き起こさず、安全に使うにはどうしたらいいのでしょうか?
スチーム式かハイブリット式を選ぶことでリスク減少?
加湿器の種類は大きく4つに分けられると上でも書きましたが、その中でも加熱するためカビや細菌が発生しにくいスチーム式かハイブリット式を選ぶことで他の2タイプよりはリスクを減らすことが出来ます。
確かに気化式や超音波式に比べると電気代がかかりますが、気になる方はスチーム式かハイブリット式をオススメします。
加湿器はこまめにお手入れすること!
絶対にやるべきことは加湿器のお手入れをしっかりとすることにあります。
特に気化式や超音波式を使っているご家庭はフィルターのお手入れなど難しいところもありますが、以下の点に注意してお手入れをしましょう!
毎日水は取り替えて内部を洗う
毎日清潔な水を取り替えることが大事です。放置した水には菌などが繁殖しやすいので、必ず取り替えるようにしてください。
内部に清潔な水道水を入れて蓋をした状態で振り洗い、必要なところはブラシや柔らかい布などでこすって洗うようにしてください。
気化式とスチーム式にはクエン酸も有効なので、タンク内にクエン酸水を入れてしばらく置いておくのも有効です。
定期的に加湿器専用の洗浄剤もあるので、そちらを使ってより清潔な状態を保つのもおすすめです!
フィルターなど交換するものは期限を必ず守る
気化式加湿器にはフィルターやトレーがあります。こちらはメーカーが推奨している期限がありますので、かならず期限を守って取り替えることも大事です。
シーズンオフには必ず乾燥してから片付ける
梅雨入り前には片付けるというご家庭が多いかと思いますが、その際には細部まで丁寧に洗浄後、かならずすべてを完全に乾かしてから片付けてください。
この時に感想を怠ると、カビが発生する原因になります。来期使う際にそのカビを放出する事になるので、気をつけてくださいね。
次亜塩素酸水は加湿器に使える?効果はあるの?
加湿器の除菌に次亜塩素酸水を使われている方がいると思います。
次亜塩素酸水は、新型コロナウイルスの除菌に優れているということで注目を浴びました。
いわゆる市販のハイターを薄めて作る次亜塩素酸ナトリウム水溶液(アルカリ性)とは全く別物です。
次亜塩素酸ナトリウム水溶液は塩素系で、様々な細菌・真菌・ウイルスなどの除去に力を発揮しますが、皮膚や粘膜に直接当たるとダメージを与えます。
次亜塩素酸水(酸性)は食品添加物としても使われる安全性の高いものです。
いわゆる酸性電解水のことで、薄い食塩水や塩酸水を電気分解して作られ、手指や物の消毒に使われます。
しかしながら、厚生労働省は公式に、物の消毒には一定の力を発揮するけれども、手指の消毒については未確認としか謳っていません。
保存も難しく、保存状態次第では、除菌効果の維持が出来ないでただの水になってしまうことも…
加湿器に使うとすると、次亜塩素酸水が使えるいう加湿器も多数存在していて、加湿器内だけでなく空気中のカビや細菌を除去してくれるのでは?と思うかもしれませんが、厚生労働省は加湿器に次亜塩素酸水を使用したからといって空気中の除菌が出来るというような検証は不十分で今の段階では言えないと公式に発表しています。
実際の効果は加湿器のメーカー毎で検証している製品も多数ありますので、そちらをチェックしてみてください。
次亜塩素酸水ではなくとも、加湿器の除菌に役立つアイテムも色々ありますのでご紹介しますね。
キャップ1杯で除菌!UEKI加湿器の除菌タイム
加湿器の水の中にキャップ1杯のこちらの液を入れるだけで、加湿器内のぬめりやニオイ、雑菌の繁殖を防いでくれるすぐれものです。
水道水を使って使うタイプの加湿器ならなんでも使えます。
これを使っていると目に見えてぬめりや赤カビが発生しにくくなるので一度使ったら手放せません!
銀の力発揮!ブリッジパワー 加湿器キレイ
加湿器タンクが銀イオンで抗菌加工されているものもありますが、使っているうちにその効果も落ちていきます。
そんな銀イオンの力を施したフィルターをタンク内にぽんっと入れておくだけで雑菌を退治してくれるというタイプになります。
1個で6ヶ月効果が持続するとのことでコスパも抜群!試す価値あり!
香りも楽しめる♡UEKI加湿器の除菌タイムアロマ
加湿器除菌の最大手メーカーUEKIの、上述の加湿器の除菌タイムにアロマをプラスしたシリーズになります。
アクアマリン・スイートハーブ・ローズブーケ・フルーティーサボン・ノーブルラベンダー・ユズピールと、全6種の香りから選ぶことが出来ます。こちらも基本的に水道水を使うタイプならばすべての加湿器に使用OK!
香りも一緒に楽しみたい方におすすめです。
Amazon限定!国産濃縮タイプのヒバ緑加湿器除菌剤
Amazon限定発売!青森産のヒバオイルを使用して作った加湿器タンク用除菌剤です。
50mlと少ないのですが、濃縮タイプなので1回に使う量は数滴でOK!保存にも場所を取りません。
ほんのりヒバの爽やかな香りも一緒に楽しめます。
加湿器を使いながらタンク内を除菌してくれるアイテムも多数ありますので、これらのアイテムを使いながら、加湿器のお手入れをきちんとしていくことで加湿器肺炎は少しでも予防することが可能になると思います。
風邪やウイルス予防に不可欠な加湿器を安全に使うために、是非参考にしてみてくださいね。