大人になっても字はキレイになる?今から美文字を目指すなら!
生活の中で、文字を書く頻度は昔に比べて激減していますが、それでもいざ字を書かなければいけない場面でちょっと恥ずかしいと思われている方は大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
美しい字は一生の武器。
数年前から美文字ブームで、多くのテキストやワークなども発売していて、それをやってはみたものの、なかなかきれいな字にはならなかったという方もいらっしゃることでしょう。
大人になってからではなかなか字を直すのは難しいのは確かです。
では、大人になってから美文字を目指すならばどうするのが一番良いのでしょうか?
大人の習い事としても人気の高いペン字・筆ペン・毛筆の特徴をチェックして、どういった方法が最も美文字を目指せるかをチェックしてみましょう♪
ペン字ならば日常生活で使う実用的な『字』を学べる
ペン字は、ボールペンやサインペン、場合によっては万年筆を使って字の練習をします。
日常生活の中では最も使用頻度が高いペンを使うため、最も実用度が高く、字を習おうと思った時に取り掛かりやすいです。
最初は直線や曲線、ハネなど、部分的に練習し、その後平仮名、片仮名、数字、漢字と進んでいきます。
日常生活の文章では、6割以上が平仮名と言われているので、平仮名を重視した練習をすることもあります。
ペン字のポイントは、なによりも『普段よく使う道具(ボールペンやサインペンなど)を使って練習する』というところにあると思います。
普段よく使う道具を使っての練習のため、日常生活の文字に反映しやすいという利点があります。
書店に並ぶ美文字練習のテキストの大半がペン字で行うものですし、通信教育でも古くから人気の講座です。
楷書体の練習だけではなく、行書体や草書体まで練習する講座もあり、字の成り立ちや上手に見える字の崩し方も知ることが出来ます。
筆ペンを習えば『文字の特徴』をより深く知ることが出来る
使う頻度としてはペン字に比べると低いですが、日常生活のふとした時に使わなければいけない筆ペン。
例えば、熨斗や式典での芳名帳、年賀状の宛名書き…と様々ですが、ペン字よりもちょっとこなれた感じが出て、字が上手い人と思わさせる事が出来ます。
半紙と筆で行う書道よりも敷居が引くく、環境を整えなくとも練習することが出来ます。
筆ペンを習うことで、トメ・ハネ・ハライ等といった字の基本が自然と出来るようになります。
きれいな筆ペン字で名前を書けることはひとつの憧れですよね。
また、筆ペンである程度かけるようになることで、ペン字も変わってくるという話を聞くことも多々あります。
筆ペンのほうがペン字よりも力の入れ加減難しい分、一画一画どのような方向にどのような力を入れて書くべきかをより考えながら書くため、ペン字に変わった時に自然にそれが出来るようになることが多いようです。
日常の字のきれいさだけでなく『芸術性』が問われる毛筆
ペン字・筆ペン・毛筆の中では、大人にとっては最もハードルが高そうなのがこの毛筆かもしれません。
とは言いつつも、書道というと毛筆をイメージする方も多く、最も字の習い事という一般的な感覚があるのが毛筆です。
自宅で練習をしようと思うと、一式揃えなければなりませんし、準備や片づけもちょっと手間ではあります。
筆ペン以上に力の入れ加減や筆の向きなどを意識して書かなければバランスの良い字が書けないため、一画一画がとても大切になります。
毛筆とペン字では似て非なるもので、毛筆は得意でも、普段書く字はそれほど…といわれる方も多いようです。
それは、現代の毛筆はより芸術性が重視されているからではないでしょうか。
書道コンクールでは、普段では到底書かないような字の作品が上位を占めていることがほとんどです。
大きなコンクールになればなるほどその傾向が強く、きれいな字というよりも芸術的な字という言い方のほうがしっくりきます。
せっかく字を習うならば、毛筆のコンクールに出してみたい!という方も多いと思いますので、そういった目的を持って習うのもひとつの楽しみですよね。
日常で使う字をキレイにみせたいのであれば何を習うべき?
『字を習う』とひとことで言っても、その道具の違いによる目的の違いがあるため、いったいどれを習うのが正解か分からないという方も大勢いらっしゃることでしょう。
手軽さからペン字を習う方は大勢いらっしゃいますが、長年培ってきた字のクセは、教材に向かっているときは意識できても日常で使う中ではなかなか直りきりません。しかし、筆ペンで力の入れ方やトメ・ハネ・ハライなどの字の仕組みをより深く学ぶことで、クセが解消されやすくなるという話を聞いたことがあります。
また、還暦を超えてから書道を習い始め、毛筆で師範の資格を取得し先生になったという方の話も聞いたことがあります。
字がうまくなりたいけれど何をどうやって学べばいいのかということについては、多数の意見があるため一概には言えませんが、上記のような特徴を踏まえた上で最も興味があるものを選択するのが一番かと思います。
何を目的とするか、やってみたいことは何なのかを明確にすることで、何から始めてみるのがいいのかが明確になることでしょう。