天橋立だけじゃない!京都府北部の穴場人気観光スポット3選!

知らない人も多い京都府北部エリアの穴場観光スポット

2023年になりようやく新型コロナウイルスで制限されていた日常生活が徐々にコロナ以前に戻ってきたこともあり、ゴールデンウイーク、夏休みと多くの人が国内・海外への旅行にいくようになりました。

日本でも、北海道、東京、京都、大阪、沖縄など人気の観光地へ多くの人が訪れています。

その中で日本だけでなく、世界中から多くの観光客が訪れる世界でも有数の観光都市が「京都」です。
京都といえば世界遺産で有名な鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、元離宮二条城、清水寺、龍安寺を始めとした寺社仏閣、嵐山や東山地区、祇園等の観光地巡りに訪れる人が多く、ほとんどの人が京都市内及びその近郊で済ませてしまうことがほとんどでしょう。

しかし京都府には京都市内以外にも人気の観光地があり、例えば日本三景の天橋立(京都府宮津市)や世界遺産の平等院鳳凰堂(京都府宇治市)などが有名です。

そこで今回は、天橋立がある京都北部エリアに行かれる際にオススメの、穴場人気的な観光地を紹介します。

京都府北部を代表する観光地「天橋立」って?

まず穴場・おすすめ観光地を紹介する前に少しだけ天橋立をご紹介します。

京都北部を代表する観光地と言えば日本三景の「天橋立」です。
天橋立はやはり日本三景ということもあり、観光に訪れが事があるひとも多いでしょうし、テレビや雑誌、インターネットなどの記事などでも取り上げられることも多く、北部地方では圧倒的な知名度と集客力を誇る観光地です。

最大の特徴は幅は約20~170m・全長約3.6kmの砂州に約6,700本もの松が生い茂る珍しい地形で、何千年もの歳月をかけて自然がつくりだしたまさに神秘の造形です。

京都北部穴場観光地1:日本のヴェネツィアと呼ばれる「伊根の舟屋」

京都府としてもやはり京都北部エリアへ人を呼び込むために「海の京都」という事業を積極的に行っています。海の京都とは京都府北部地域(福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町)を積極的にPRし、京都の新しいイメージを打ち出していっています。

そんな海の京都を代表する観光地と言えば誰がいったか日本のヴェネツィアと呼ばれる「伊根の舟屋」です。

舟屋とは1階が船のガレージ、2階が二次的な居室となった独特な建物構造で、海辺ぎりぎりに建ち並んでいるので、海から眺めると、まるで海に浮かんでいるかの様に見えます。

京都府伊根町にある「伊根の舟屋」は多くの映画、ドラマのロケ地としても使われており、代表的な作品として『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』、『釣りバカ日誌5』、『連続テレビ小説 ええにょぼ』などがあります。

また日本海から舟屋を眺めることが出来る「遊覧船」ツアーや地元の船頭さんによる海上タクシーなども人気です。

観光されるさいに注意して頂きたいのが舟屋のほとんどは私有地なので、勝手に所有者の許可なく入って撮影しないように注意しましょう。


<アクセス>
【車で】京都丹後鉄道宮津駅または天橋立駅から丹後海陸交通路線バスで約60分
【公共交通機関で】京都縦貫自動車道「与謝天橋立IC」から約30分

京都北部穴場観光地2:明智光秀が築いたお城「福知山城」

京都府北部の中心都市福知山市にあるのが「福知山城」です。

福知山城はあの3年前のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で題材となった明智光秀が築城したお城としても有名です。

福知山城は 天正7年(1579) ごろ、丹波平定に成功した明智光秀が丹波の拠点として新たに城と城下町を築きました。

明治6(1873)年の廃城令で取り壊されたため、天守が壊され石垣と銅門(あかがねもん)番所だけが残りました。

しかし昭和61年(1986)11月に福知山市民による「瓦一枚運動」と呼ばれる活動によって3層4階建ての天守が再建されました。この瓦一枚運動というのは瓦一枚分=3000円を一口として約8500人が合計5億円余りを寄附したもので、瓦の裏には寄付した人の名前が一人一人刻まれています。

また福知山城は由良川のほとりに建つこの城は、その景観の美しさから「日本の歴史公園100選」「京都府景観遺産」にも登録されています。


福知山城
<アクセス>
【住所】京都府福知山市字内記5番地
【電車】JR・京都丹後鉄道「福知山駅」から徒歩約15分
【駐車場】有
【開館時間】午前9時00分~午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
【休館日】毎週火曜日(祝日の場合は翌日)/12月28日~31日/1月4日~6日

京都北部穴場観光地3:白亜の灯台「経ケ岬灯台」

京都府北部にある丹後半島。その丹後半島の最北端のところに位置するのが「経ケ岬(きょうがみさき)です。岬の周辺は安山岩による柱状節理の発達した海食崖になっており、岬を取り巻く柱状節理が経巻を立てたように見えることから経ヶ岬の名前が付いたともいわれています。

岬の最高地点は201mで、中腹に経ヶ岬灯台と呼ばれる灯台があります。

経ケ岬灯台は海抜148mのところに建てられた白亜の灯台で、国の指定重要文化財とされています。経ケ岬灯台は明治31年(1898年)に設置され、日本国内にわずか5か所しかない第1等フレネルレンズを使用した第1等灯台に指定されています。経ケ岬以外には犬吠埼(千葉県)、日御碕(島根県)、角島(山口県)、室戸岬(高知県)の各灯台で使用されています。

またこの経ケ岬があるエリアは山陰海岸ジオパークと呼ばれるユネスコ世界ジオパークに認定されているエリアで、経ケ岬の近隣には丹後松島や屏風岩、立岩などの景勝地があるので、あわせて観光してみてはいかがでしょうか。


<アクセス>
【住所】京都府京丹後市丹後町袖志
【公共交通機関】京都丹後鉄道宮豊線「網野」駅から丹後海陸交通バス(経ヶ岬行き)で約60分「経ヶ岬」下車、徒歩15分

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