そもそもエアプランツってどんなもの?
エアプランツ(airplants)がなにかご存知ですか?
その名の通り、エア…空中の水分を吸収して育つ着生植物です。
特にチランジア属のものが一般的で、エアプランツといえばチランジア属のものをイメージする方も多いです。
園芸の分野でも一つのジャンルとして大人気。
栽培に土がいらないから、とっても手軽に、衛生的で清潔にインテリアに取り入れやすく、アレンジも多様。
植え替えも不要で、水やりも軽く霧吹きで与える程度で基本的には不要です。
種類も多いので、コレクターもいらっしゃいます。
そんなエアプランツですが、モノにもよりますがだいたい寿命は半年~1年ほどのものが多いです。
1m近くに育つものや花が咲くものなどもありますが、枯れそうになってもまた株を育てて引き続き楽しめるものもあるので長期的に育てられるのも魅力的ですよね。
インテリアやディスプレイにおすすめなのですが、最近は特にアレンジ性が高く人気のエアプランツで「モス」と呼ばれるものがあります。
なぜ今モスが人気なのか、モスとは一体何なのでしょう?
話題のスカンディアモスって一体どういうものなの?
モス(MOSS)とは、画像のようなもので、和訳すると苔です。
日本でも、苔をつかった盆栽や苔玉のように、園芸のひとつとして古くから親しまれてきたものですが、スカンディアモス(SCANDIAMOSS)はエアプランツの一種なので、空気中の水分を吸って生きてくれるため、土など不要です。
スカンディアモスの寿命は、なんと120年と言われています。
その名の通り、スカンジナビア半島…ノルウェーの森で50年以上育った苔だけを採取して手作りで生産された100%天然素材のもの。
ノルウェーの森は環境保護の観点から、すべての自然のものを専門家が管理しています。
そんなノルウェーの森から採取された苔から作られたのがスカンディアモスで、とっても貴重なものになります。
スカンディアモスにはすごい効果があるってホント?!
スカンディアモスには、画像のように壁面インテリアなどに使われることもあります。
カラフルなものもあり、小物作りから大きなインテリアの装飾まで様々な使い方ができるのがポイント。
また、副産物的な効果もたくさんあります!
空気清浄化・脱臭機能
その見た目からは想像もつきませんが、実際に生きている植物なので、植物の生命活動のお陰で空気がきれいになります。
100%天然素材
一般的な建材で問題になりやすいホルムアルデヒトの放散量がほぼなく、体に優しい素材です。
調湿作用・断熱性・耐火性能
室内の湿度が30%以下になると、モスに含まれる水分が空気中に発散され、逆に30%以上になると空気中の水分が吸収・保持されるので室内の湿度が一定に保たれやすいです。
それに伴い断熱性も優れており、室内の環境を一定に保ちやすくしてくれます。
水分を含んでいるため、耐火性能もあり、火事になっても簡単に火が回らない!
メンテナンスフリー
スカンディアモスは、特殊加工が為されていることで苔の成長を阻害しているため、逆にその時から育ちすぎず枯れる心配もありません。
長期的にメンテナンスがいらない便利な植物!
逆に水や栄養剤を与えることで傷むので何も与えないでくださいね。
癒し効果
空気をきれいにしたり、調湿作用や温度調整に優れた性能があること、見た目や触り心地がいいことで精神的な癒し効果も期待できちゃいます。
このように、様々な効果が期待できるスカンディアモス。
とっても気になりますよね!
ギフトにもピッタリ!ハンドメイドのインテリア小物やアクセサリーに応用もできちゃう!
スカンディアモスはとっても貴重です。
実際に壁面一面に使おうと思うとかなりの高額になるため、ご家庭で使うにはなかなかハードルが高いもの…
けれども、ちょっとした小物も多数販売しておりますので、ギフトやインテリアアイテムとしておすすめです。
カラフルなスカンディアモスを利用して、写真のパネルのようなものを作ったり、オブジェを飾り付けたりしているアイテムが販売していますので是非チェックしてみてください。
また、レジンなどに封入したり、小さなボトルなどのパーツに入れてアクセサリー作りを楽しむ方もいらっしゃいます。
色が変わらないので使いやすい天然素材としても様々な使い方が出来ちゃいます。
商品名としては、「スカンディアモス」「ノルウェーモス」「レインディアモス」「フィンランドモス」「アイスランドモス」などといった名前で販売しております。
どれも北欧にちなんだ名前が多くついていますね。
苔なので緑のものが多いのは多いのですが、カラフルなものも多数ありますので、自分のセンスの試されどこ!
色々な使い方を想像しながら北欧の自然に触れてみてくださいね♡